日陰から皆を照らす『光』になりたい。
鏡子さんに誘われて劇団セカイに入団してから数ヶ月。
他の団員と上手く馴染むことが出来ず、雑用ばかりをしながら眩しい世界に憧れるだけだった私は、ある日、創作脚本の製作という大役を与えられてしまう。
初めての脚本に戸惑いながらも、私は理想を形にすることを決意する。
私の指先が創り出す世界。それは皆が最も輝ける舞台。